複数のユーザが一つの環境を共有すること。Windowsでも複数のユーザー名を使い分けることはできますが、 一度に使えるユーザーは原則として1人だけですが、UNIXやLinuxでは、1つのコンピュータを複数のユーザーが同時に使えます。
UNIX、LINUXの大きな特徴にマルチユーザーOSということが挙げられます。 Windowsなどは一度に使用できるユーザーはひとりとなります。しかし、UNIX・LINUXのマルチユーザーOS環境では、 1台のコンピュータに複数のユーザーがログインしてコンピュータを利用するだけではなく、 リモート端末などから同時にログインして複数のユーザーがコンピュータを利用することができます。
マルチユーザの実現方法は多岐にわたる。例えば、マルチユーザ対応のOSやメーラではユーザごとの設定を保存することができ、 マルチユーザ対応のゲームではネットワークを通して複数のユーザ(いわゆるプレーヤ)が同時に遊ぶことができる。また、 単純に複数のユーザという意味を指すこともある。「マルチユーザライセンス」などの用法がこれにあたり、 この場合は2ユーザ以上が使用できるライセンス、という意味になる。
マルチユーザーでUNIX・LINUXコンピュータを利用する場合、すべての人がコンピュータに接続して利用することは大変危険です。 このため信頼ができるユーザーだけに利用できるようにするため、コンピュータにあらかじめこの利用できるユーザーを登録しておきます。 そして、どのユーザーがコンピュータを利用するかを認証して、認証したユーザーごとの環境、 システムに対するアクセス権限などを管理することができます。