ルーター
ルータの役割は、論理的に分割された2つ以上のネットワークを接続するために用いられる機器になります。
つまり、ルータを使用するとひとつのグローバルIPアドレスで複数のコンピュータを同時にインターネットに接続させることが可能となります。
そして、その他にも複数経路の中から最適な経路を選択して、目的のネットワークにデータを中継(ルーティング)したり、パケットフィルタリングというセキュリティ確保のための機能も付属しており、不正なアクセスをゲートウェイ(入り口)で防ぐ役目を担っています。
複数のプロトコルに対応したルータをマルチプロトコルルータと呼びます。
複数のコンピュータを同時にインターネットに接続するためには、ルータの機能であるNAT/IPマスカレード(NAPT)の技術が役に立ちます。
NAT(Network Address Translation)とはIPアドレスを変換する技術のことで、プライベートIPアドレス(直接インターネットに接続できない状態)をグローバルIPアドレス(インターネットに接続できる状態)に「1:1」で変換してくれます。
しかし、複数のコンピュータを同時にインターネットに接続できるようするためには「N:1」(すなわち、「多:1」)で変換しなくてはなりません。
それを実現してくれるのがIPマスカレードと呼ばれるものです。
マスカレードとは「見せかける」という意味で、その名のとおりIPアドレスが複数あるかのように見せかけています。
NAT/IPマスカレード機能は、ルータの核ともいえる機能であり、このようなアドレス変換機能はTCP/IPネットワーキングを実現する上での「限られたリソース(IPアドレス)を有効に活用するための技術」として捉えることができます。
市販されている5,000円~25,000円あたりのルータは基本的に性能面で大差はないと言えます。
しかしながら、闇雲に購入するとあとで痛い目を見ることは目に見えています。
最近のルータのほとんどがブラウザで簡単設定できるようになっています。
それだけにカタログやパッケージ裏面の説明を読んだだけではわからないことがたくさんあります。
ベンダ側にだまされないためにも事前にインターネットで調べたり、サポートセンターに確認をとるなどして綿密に調査しておくことが必要となります。
ルータの選び方としてスピードを重視するか、それともセキュリティを重視するかで購入する製品も変わってきます。
サーバーを公開することによって予期しない不正アクセスや攻撃を受ける可能性が非常に高くなってきます。
常時接続しているコンピュータは常に見も知らぬ第3者に侵入されたり、攻撃されたりするといった可能性を孕んでいます。
やはり、セキュリティ機能の豊富なルータを購入することで、これら不正侵入の芽をゲートウェイ(ルータ)で摘み取っておくことは、セキュリティを確保する上で非常に重要なことなのです。
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